Plant-based Food Diet Therapy ワンポイントレッスン347 食べ物の性質「寒性・涼性」

野に咲くワイルドセージを頂きました!
こんにちは!みゆです♡

昨日は四気と五味の言葉をお伝えしました。

四気は?

五味は?

そうです!そうです!

四気は、
寒性、涼性、温性、熱性、平性 でしたね!

五味は簡単!

さて今日は四気の「寒性・涼性」を
みていきましょう。

まず「寒」と「涼性」には、読んで字の如く、
身体を冷やす性質がありますが

その冷やすという性質から

熱を下げる作用
毒を消す作用


過剰なものを排泄する
利尿や排便を促す作用をもつもの

反対に「津液*」を増やす
 
*津液とは、簡単に言うと身体の潤滑剤で、潤いを含めた、関節の滑らかさだったり、唾液や胃液、涙、汗など、水液も全て含めたものをいいます。
皮膚、粘膜で体表を守る働きもしています。

つまり潤す作用ね。

「冷やす」だけでもこんなにあるんです。

冷やすと一言で言っても
奥が深いと思いませんか?

「涼性」よりも性質の強いものを「寒性」となり

涼性<寒性で

「寒性」のものは、
夏に獲れる果実や野菜が多いのが特徴で、
炒めたり火を通すことで、性質が穏やかに
なります。(お塩を使って陽性に傾けることも
できます)

寒性・涼性のものを摂るのに向くタイプの方は

ツヤがなく、血が不足気味の「血虚」タイプ
乾燥が強く、肌に赤みが帯びる「陰虚」タイプ
イライラ神経質、気が過剰な「気滞」タイプ
暑がり多汗、水と熱が過剰な「湿熱」タイプで

どちらかというと熱が過剰な方向けですが

あとはタイプ関係なく、暑さから身を守る為に
食すると良いのです。

勿論、食べ過ぎて「熱」を取りすぎてしまうと
身体の働きが低下してしまいますから
取り過ぎには気をつけましょう。

逆に下記の方は、寒性や涼性の食材は要注意。

胃腸が疲れやすく免疫力に弱く、気もパワーも不足気味の「脾虚」タイプの人や

寒さが苦手、体力不足、冷えになりやすい
「腎陽虚」と言うタイプの人は

「寒性・涼性」を取ると「気」の働きが低下
しやすいんです。

また
血の停滞・鬱血があり痛みを発生しやすい
「血瘀」タイプや色白でむくみやすく冷え性で
ある「湿痰」というタイプは、

益々熱が足りず悪化する恐れがあることがあるので
自分の体質に合ったものを食することが本当に大切です。

タイプについては、改めてやりますので
今はこういうタイプがあるのねー、
自分はこれとこれあるなーくらいで問題なし。

ちなみに、エドガーケイシーの食事療法では
体を冷やすナス科の食物は、食べないように勧めています。マクロビでも同じです。

それだけ、「冷え」というのは身体に害が
及ぶという事なのですね。

ただし、先ほども書いた通り寒性・涼性には
「津液」を増やすといった事もありますから、

色んな療法を踏まえて、何を選ぶか
ここが大切かな思う次第です。

次回は、寒性・涼性の食材を
実際に見ていきましょう。

今日もありがとうございました。

みゆ♥️




N.BIO Therapy🌿Mala Pua

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