Plant-base Life 62 ⭐︎ 植物の香りの秘密とフルーツの皮を利用して健康に役立てよう!
今日もサンスクリーン作りと向き合っております🥰
お陰で脱ファンデーションと脱BBクリームで、快適素肌で過ごせています💓
こんにちは!みゆきです♡
柑橘系シリーズになっておりますね😅兎に角、実もさる事ながら「皮」に注目なのです。
皮は人にとっての皮膚と同じ存在。強い紫外線や害虫、病気から身を守らないといけないわけですから、その防御力は侮れないという事です。
そういえば、先日東京大学農学部の論文を読んでいたら、植物にも匂いを嗅ぐ能力があることを知りました!鼻もない、神経系もないのにどうやって??
と思いますよね。
植物も昼間は光合成のために気孔を開けてCO2を取り込み、発生したO2は再び気孔を通して体外に放出されることからも、空気の出入りの際に大気中の香り化合物が植物に取り込まれてしまうことは考えられます。
ただ面白いことに、昆虫に食べられた植物の周辺に生育している植物が、昆虫に食べられにくくなることも報告されていたんですね。
最近の研究で、食害を受けた植物から放出される「匂い物質」を周辺の植物が受け取ると、それに
対応するように抵抗性遺伝子🧬が発現する事で、
遺伝子レベルで自分の身を守る事が分かりました。(ざっくりと説明させてもらいました😅)
私達みたいにお喋りできない植物は、匂いという
媒体を使って危険を知らせるんです!そしてその
情報を受け取った植物は、その危機に備える。
匂いってすごいと思いませんか?
かなり前に森に生息する木々達も自分の危機を知らせる能力がある事を知りましたが、小さな植物にも自分は例え枯れ朽ちても仲間を助ける意識が本能的に備わっているんですね。
話がそれましたが、その香り成分が柑橘系の場合、果皮に多くあり、よく見ると油胞という膜で包まれ香り成分が閉じ込められています。剥いたり傷がつくとその油胞が壊れて香りがたつ仕組みになっています。
草食昆虫が例えば葉を食べ出したときにその香り袋が割れると、高濃度の香り化合物が放散され,草食昆虫は驚いてその場から立ち去るかもしれないという戦略なのです。昆虫は私達より遥かに匂いに敏感ですから、匂いに完全にノックアウトにするために高濃度である必要性があるという事です。
私達には素晴らしく良い香りですが、殺菌効果や
抗感染作用などがあるというのは、自分の身を守る為の香りだということが良くわかって頂けたと思います。
という事で、皮は丸ごと食べられるものは丸ごと食べて、食べられないものは捨てずに活用したいのです。
皮を使いたいけど、有機野菜や有機フルーツが手に入らな買った場合は、お水でしっかり洗う事で多くの農薬が落ちると言われていますが、
それでも気になる方は重曹洗いがお勧めです。
残留農薬や病原菌を取り除くことができます。
ボウルに一つまみの重曹と水を入れた中に野菜を浸けた後、流水で洗い流します。重曹は残留農薬を取れやすくするため、水洗いするだけで落とせるようになるのです。浸ける時間は1分程が基本ですが、皮の厚い野菜は10分ほど浸ける方がよいとの事です。
農薬の殆どのものが酸性のため、弱アルカリ性の重曹によって中和することができることから有効と言われています。
50℃洗いも私は好きです。葉野菜なら2、3分浸すだけで、汚れ、細菌、農薬を流してくれます。
ヒートショックでお野菜も元気になりますよ。
ホタテパウダーのようなお野菜専用の洗いもありますよね。重曹との違いは、ホタテパウダーの方が
アルカリが強いため、より汚れが落ちて除菌もできるとの事。
ただ特定の農薬成分にしか効果がないという見解が重曹もホタテパウダーにもあるようです。上手に使うと良いと思います。
私も先日頂いたみかん🍊を早速中身をジュースにして、皮を乾燥させております!
次回、陳皮についていよいよお話ししていこうと思います!
今日もありがとうございます😊
みゆ♥️
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