Plant-based Life 88 ⭐︎ A2ミルクってなあに?牛乳の新たな真実に迫る😆

こんにちは!みゆきです♡

先日ホールフーズマーケットでA2ミルクのヨーグルトを見つけたので、ルバーブジャムと一緒に頂きました♥️
さて今日はその今話題のA2ミルクについてお話ししようと思います。

皆さんはその存在をご存知でしょうか?

かなり前にミルクのお話しをしたことがありましたが、マクロビでもミルクを奨励していない理由の一つが、牛に含まれるガゼインという物質が人は消化できないことが挙げられていました。

そのガゼインですが、私が学んだ頃に比べ研究も進み、当時教えて頂いたことがざっくりした内容で、少し違う事も感じて改めて調べ直してみました。

そもそもそのガゼインとは何?

カゼインタンパク質は牛乳に含まれるタンパク質の約 80% を占めています。そのカゼインには、アルファ S1、アルファ S2、ベータ、カッパ カゼインの 4 つのタイプがあるそうです。

話題はこの4タイプのうちのβガゼインで、そのβガゼインにはA1 および A2 タイプがあるんですね。

牛乳には、従来型、オーガニック、グラスフェッド、全脂肪、またはスキムミルクであり、A1/A2 ベータ カゼインの組み合わせが含まれていいます。

一方でヤギ、羊、ラクダ、水牛は主に A2 ミルクを生産します。母乳もA2専用だそう。

そうなんです、つまりβガゼインのA1がどうやら、私たちヒトにはあまりよろしくなく未消化のまま腸に届いてしまうという事で、乳糖不耐症と CMPA (牛乳タンパク質アレルギー) であったり、腸で炎症が起こり、酷い場合は腸に穴があいて本来血液に入っていかない物質まで流れてしまうなんて事も
起こったりする事ありますし、自閉症や認知症、糖尿病などの病気との関連性も言われているほどです。(自閉症、認知症、糖尿病などの関連性はデーター的にはまだまだ不十分であるという見解です)

遺伝子🧬レベルのお話しになりますが、
A1型とA2型の違いは、209個のアミノ酸連鎖のうち、67番目のポジションがA2の場合「プロリン」となる一方、A1の場合は「ヒスチジン」となりこの違いが消化過程における違いを生じるそうです。

正式にはβ-カゼインA2A2遺伝子を持つミルクが「A2ミルク」と言われています。

遺伝子の中のたった🧬1個が、されど1個で、この違いって大きいんですねー

私は一つ長年疑問に思っていたことが実はあったんです。マクロビを習った時に、ガゼインのお話しや確かに牛乳は牛の赤ちゃんのものだから、人間が飲むべきものではないという事から納得しましたけど、古代から牛のミルクを飲んだり、チーズを食べてきたのに、乳糖不耐症やリーキーガッド症候群はなかったのかしら?あったとしても原因不明の病気とされていたの?という疑問が心の底にあったんです。

そしてようやくその答えを見つけました!

諸説あるようですが、A1の遺伝子は人間が牛乳をたくさん出す牛を作り出すため、品種改良を重ねたことで、カゼインの遺伝子の一つが変わってしまったことが原因と研究結果で分かっているそうなんですね。

これにはさすがに驚いてしまいました。という事は古代の人が飲んでいたミルクはヒトにも恩恵をもたらすものだった可能性は大いにありますよね。
だからアーユルベーダでもミルクを推奨している理由も頷けたんです。

そして何より安心したのは、乳中のたんぱく質の内βカゼインがA2タイプ100%の牛乳は、乳中のβカゼインの種類は牛の遺伝子で決まっており、A2ミルクを工場の加工で作ることはできないそうなんです。

牛さん本来の乳であり、その少しをお裾分けしてもらいしかも安心して飲めるなら、こんなありがたいことはありませんよね。

A2ミルクは、乳糖不耐症の人が乳製品を摂取した後に通常発生するガス、膨満感、下痢などの胃の不快感の症状を防ぐことが知られています。 

また軽度から中等度の牛乳不耐症を持つ健康な未就学児を対象に、通常のA1/A2牛乳とA2のみの牛乳の認知効果を評価したところ、A2のみのミルクは消化管症状を軽減し、認知能力とテストスコアを改善したという結果も出ています。

腸内環境の改善は体に有益であることもわかりますね!!そして何より様々な疾患の可能性が少しでも減るのであれば嬉しいことですよね。

体の成長を助けるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているとの事で、これから改めて牛乳に対する認識も変わってくるかもしれません。

今アメリカでよく見かけるa2ミルクカンパニーのミルクは、A1 ベータ カゼインの健康への影響を研究していたコラン マクラクラン博士と、ニュージーランドで最も裕福な人物の 1 人であるハワード パターソンによって 2000 年に設立されたニュージーランドの会社、A2 コーポレーション リミテッドの後継会社だそうで

ここまで世界に広まるまで訴訟や色々紆余曲折ありながら、今ようやくA2ミルクが世界で認知されています。

今はナッツミルクやオーツミルク、豆乳など様々なミルクが出回っていますが、やっぱり時々牛さんのミルクのラテが飲みたいとか、チーズやヨーグルトが食べたい時がありますから、そういう時にA2ミルクをチョイスできるのも嬉しいです☺️

今日も長々と読んで下さり、ありがとうございました♪

みゆ♥️


N.BIO Therapy🌿Mala Pua

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