Plant-based Food Diet Therapy ワンポイントレッスン343 気と血を巡らすために!そもそも「気」ってなーに?

極楽鳥花が綺麗😊
こんにちは!みゆきです♡

立春も過ぎ、ロサンゼルスは穏やかな陽気です。
もちろん、まだ空気は冷たいですけどね。

まだまだ油断は禁物の季節ですので、
調和を意識して過ごしていきましょう!

さてみなさは「玫瑰花(まいかいか)」を
ご存知ですか?

所謂、バラの蕾のハーブです。

普段飲むお茶で、気・血・水の流れを良くしたり、補ったりするのが薬膳茶のお仕事です。

玫瑰花(まいかいか)はまさにそんな薬膳茶の
一つです。

ほんのり甘く、ほんのり苦いお味で
肝や脾を癒し、気や血を巡らせるのに良いハーブ。

漢方でこの玫瑰花(まいかいか)気血、瘀血に
良いとされていますが

気血?瘀血? ですよねー

そもそも「気」とはなんでしょうか?

1番に浮かぶのは目に見えない
エネルギー(プラーナ)
ですよね。

もちろんそうなのですが、

東洋医学ではこの「気」には6つの作用があると
言われていて、

血液や体の水分を動かす「推動・すいどう」

身体を温め、体温を維持する「温煦・おんく」

体液(汗や尿など)の漏れや血液が血管から漏れないようにする「固摂・こせつ」

風邪の邪気などから身を守る「防御」

飲食物を気や血に変化させる、また汗や尿などの
排泄物を作る「気化・きか」

最後に
各臓腑や器官に栄養を送る「栄養」

これらぜーんぶが「気」の作用。

こんなにあるからこそ、一筋縄ではいかないわけ。

この「気」が足りなくなる事を
「気虚・ききょ」といい

元気がない、疲れやすい、息切れがする、汗をかきやすい、風邪を引くといった症状が出ます。

そして「気」が滞る事を「気滞・きたい」と
言います。

では、先ほどの玫瑰花(まいかいか)は
「気血」と書いてありました。

気はわかったけれど、
「血」ってどういう働きをしてるのでしょうか?

理科で酸素・ヘモグロビンを運んでいたと習った記憶がありますが、それと一緒に大事な栄養を体全体に与えているんです!

これが「滋養」といって、体全体に栄養を与えるというのが、東洋医学での「血」の作用。

血の作用が少ない事を「血虚・けっきょ」といい
頭で起こると目眩が起きたり、筋肉で起きると
足がつる、目で起こるとかすむと言った症状が
起きます。

血は足りてるけど、流れが悪いぞ!と滞ってしまう場合があります。これを「瘀血・おけつ」といい、
わかりやすい例で言うと、捻挫や月経痛がこれにあたります。

本来、「気」も「血」も滞りなく体内を循環し陰陽のバランスが整うことが健康な状態であるため、

気も血も良くないとなるとそりゃ大変!!

気と血の相関関係は深く、
血の異常は気の異変を招き、両者が密接な関係があるとされていることから、漢方医学ではこの関係を、気は血の統帥、血は気の母とも呼んでいる
そう。

気血の場合、様々な方面からのアプローチが必要になってくるという事です。

そのお手伝いをしてくれる薬膳茶の一つが
玫瑰花(まいかいか)という事になりますね!

私は最近、ローズとクコの実とナツメのブレンドティーを飲んで「気」と「血」の巡りを整え中です!
ローズは取り除いて、
ナツメとクコの実は頂きます!

次回は「瘀血」についてお話ししたいと思います!

今日もありがとうございました😊

みゆ♥️

〜おまけ〜

昨日、藻塩を使ってお味噌作りをしました!
藻塩は万葉集や古今集にも記述がされている程
昔ながらの製法で作られているお塩です。

ミネラルが豊富で、ナトリウムが普通のお塩より
少ない分、まろやかで柔らかい味。

お味噌にした場合、塩分濃度が低いので
カビずに上手く仕上がってくれたら良いなと
思っています。

前回作ったのは地中海のお塩で作ったので、
食べ比べするのも楽しみ💕

次回は、ひよこ豆でお味噌を作ってみる予定です!






N.BIO Therapy🌿Mala Pua

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