Plant-based Food Diet Therapy ワンポイントレッスン359 薬膳での食の組み合わせ♡

出来たてほやほやまだ熱い
「黒胡麻甘酒のブランマンジェ」です!
急に作りたくなって、休憩時間に仕込んだよー
もちろんビーガン仕様♡
冷やして、デコレーションして
明日頂こうとと思います!
楽しみ〜ふふっ🥰

こんにちは!みゆきです♡

ワインとのマリーアージュを
軽くみてきましたが

ここで薬膳での食の組み合わせについて
少しお話ししていこうと思います。

これは生薬をブレンドする時にも使う
考え方でもあります。

日本にも食べ合わせの良いものと
悪いものがありますよね。

それと同じ感じです。

先日、白ワインに合うのはさっぱりした
酸味のあるものが合う事を学ぶました。

それは白ワインにりんご酸や酢酸など酸味のある
成分が含まれていた事で相性がぐんと良くなる
という事でしたが、

相性の良さを薬膳で言うなら
同じような効果をもつ食材同士が合わさることで
治療作用を高める事になったりする!
これを薬膳では「相須・そうす」と言います。

例えば、梨とゆりね。両方とも体の熱を冷まし、
気管支を潤し、咳を止める作用がありますし、
朝鮮人参と鶏肉と山芋を合わせると滋養強壮作用が高まります。

次に「相使・そうし」というのもあります。
一つの食材をメインとし、他の食材がメインの
効能をより一層高める働きをしてくれること。

例えば、生姜と黒砂糖。生姜はお腹を温め、
寒さを散らす働きがあり、温性の黒砂糖が生姜の
働きの補助に回ってくれたり、冬瓜の利尿作用を
小豆が高めてくれたりします。

また、悪性の性質を弱めてくれるものがあり
その一つが「相畏・そうい」です。

これは一つの食材の毒性や副作用が、他の食材に
より軽減・緩和をしてくれることを言いますが、

お刺身にガリがまさにそれですね!中毒を抑えたり、生魚の涼性を緩和してくれるのです。

相畏と裏返しの関係にある作用が
「相殺・そうさい」です。

ある生薬や食材が、他の生薬や食材がもつ毒性や
副作用を軽減したり、消除したりすること。
たとえば緑豆は(巴豆・ハズ)の毒を除くそう。
下のお写真がハズの実です。


(ちなみに、この巴豆は生薬ではありますが、植物の全ての部位に有毒成分を含み、毒薬に指定されるほど、強い毒性をもっているようですよ。)


逆に、良い性質を弱めてしまう事もあり
「相悪・そうお」がそれにあたります。

二つの薬物や食材を合わせることで、
治療作用が弱まってしまうのですね。

例えば、
お茶のタンニンはレバーの鉄分の吸収を阻害して
しまう為、一緒に取るのは好ましくないですし、
エネルギーを補う高麗人参とエネルギーを散らす
大根との相性も実は良くないのです。

もう一つ、相性の悪い「相反・そうはん」があり、
二つの薬物や食材を合わせると激しい毒性や
副作用を引き起こすタブーな組み合わせも
存在します。

蟹と柿は、両方とも体を冷やす作用があり、
下痢や腹痛を起こす場合があるそう。

またハムとソース、秋刀魚とお漬物など、
これらは食品添加物との相互作用で
発がん性物質を発生しやすい組み合わせ
なんですって😱 

両方とも相性が良さそうなのに、
食品添加物が引き金になって起こる!といった
感じでしょうか。

先日のフードハンドラーの講座で
化学調味料の多使用はある意味で
Food Contamination 食品汚染と言っていました。
既にリスクがある事が研究からわかって
きているのだと思います。

薬膳やアメリカの基準の視点からも、
化学調味料は注意が必要ですね。

今日の内容は日本人の私達にとっては
馴染みのある話題だったと思います。

食材の四気、五味がわかった上で
マリアージュして、体の反応を診ていくと
良いかもしれませんね!

次回は薬膳の10の調理法
レシピを作るポイントについて
お話ししたいと思います!

でも、基本は美味しく頂くこと!
ここはお忘れなくねー😆

今日もありがとうございました♪

みゆ♥️


N.BIO Therapy🌿Mala Pua

<メディカルアロマセラピー&プラントセラピーのスクール> 香りのマナで愛と感謝を巡らせて幸せ体質へ。 プラントから学ぶ☆体の内側から美しく、ハッピーラブライフ♡ https://lit.link/malapuala

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