統合的セラピーという概念♡世界の状況
こんにちは!
ロサンゼルスからお届け♡みゆきです。
ロックダウン再びのロス。
心なしか街から少し戻った活気も逆戻りです。
仕方ないですね、、、
さて
アロマセラピーやナチュロパシー、ホメオパシー、鍼など一般にホリスティックと言われているものは、補完医療や代替医療と言われてきましたが、
最近は「Integrative therapy」や「Integrative health」と言われているのをご存知でしょうか? 呼び方が変わってきています。つまり、「統合的セラピー」
アメリカの医療は西洋医学が主流ではありますが、Integrative Therapyへの関心が高まるばかりです。
一つに、ヘルスケアコストが増加する一方であること、西洋医学で思うような結果が得られなかった、ホリスティックがヘルプしてくれるという理解があるからです。
それでは、世界のIntegrative Therapyへの関心や浸透はどうなのでしょう?
今日読んだリサーチペーパーが面白いなと思ったのでここに書きますね。
カナダは、アメリカより更に一般的でないそうです。人口の13%しか関心がないとのこと。
イギリスは、関心はやはり高いです。50%というデーターが出ています。ハーバルメディスン、ホメオパシー、アロマセラピー、マッサージ、リフレクソロジーはとても人気だそうです。
ヨーロッパでは、浸透性と関心が高いのはドイツでした。鍼やホメオパシー、ナチュロパシー、トラディショナル・チャイニーズ・メディスン(漢方)、オステオパシー(整体)、カイロプラクティスが一般的だそうです。意外だったのがフランス。ホメオパシーが医療の一環であるものの、そこまで浸透性や関心は低いようでした。
逆に、北欧。ノルウェイ、デンマークでは、Integrative Therapyは広く行き渡っているそうです。ノルウェイで34%、デンマーク(ストックホルム)で45%というからすごいですね。自然とともに暮らす生活があるからでしょうか。
ロシアは、ソビエトユニオンが崩壊後、1995年ごろから急激に統合的セラピーが広まっているようです。国でホメオパシーが認められているそうです。
インドは、もちろんアーユルベーダ・トリートメントを患者の75%が受けると言います。他にも、Unani、Siddha、ナチュロパシーやホメオパシー、ヨガなどで体を整えます。
中国は95%。統合的セラピーが行き渡り、保険も使え、西洋医学とのバランスがとても良い点でも世界のモデルとなっているのですね。
最後に、オーストラリア。こちらも意外でしたが、国全体で「lack」と書かれてありました。西洋医学が主流で、統合的セラピーに携わっている人もとても少ないそうです。唯一、漢方については知られているとのことです。
世界の現状を見てみると面白いですね。
私自身、今までアロマセラピーやハーブを補完療法と書いてきましたが、今日から改めて、「統合的セラピー」ということにしました。まさにぴったり、本当にしっくりきちゃいました❤️
日本は、西洋医学がやっぱり主流。何せ、お薬の摂取量はアメリカに次ぐ2位に位置しています。高齢者になるほど、たくさんの薬を飲んでいますが、今一度お尋ねしたいのは、「そのお薬は本当に必要ですか?」ということですね。
明日は、なぜ統合的セラピーと変わったのか、人々が求めているものなどをお話ししたいと思います。
今日も読んでくださりありがとう!
素敵な一日をお過ごしくださいね!
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