アロマとメディカルハーブという選択
アロマセラピーは、
お家で香りを楽しむもの♡
それも一つの素敵なセラピー。
「いい香り〜」と感じるだけで、
心が落ち着き気持ちもリラックスできますものね。
その効果ってとても大きいと思うのです。
でも折角なら
ぜひ幅を広げて使ってみて欲しいのです。
アメリカの医療現場では
アロマセラピーやメディカルハーブと言うチョイスがあります。
香りは、
リラックス効果や心を落ち着かせるだけでなく、
痛みや痒み、吐き気など様々な薬理作用も併せ持つので、
それらを上手に利用していくのですね。
例えば、
手術後に起こる吐き気などの症状に、
ジンジャーの精油を嗅いでもらうことで症状を緩和させたり、
お薬の軽減に役立てることに使います。
他にも
手術後の痛みの緩和に2時間おきに4、5回
ラベンダー精油の香りを嗅いでもらうことで、
痛みとお薬の軽減に役立てたりするのです。
もちろん
症状が酷い場合は吐き気止めの薬やオピオイドなどの鎮痛剤などを
使った方がいい場合もありますが、マイルドな症状の場合は、
副作用のリスクの少ないアロマセラピーというのもある
という選択枠が設けられている病院も多いのですね。
これは、アメリカの医療の問題の一つである
医療費やお薬代が非常に高いということも挙げられます。
ただでさえ、手術代で費用が嵩みますので、
マイルドな症状であれば
低コストであるアロマセラピーやメディカルハーブを選択する。
また、
大量のお薬を体に入れるリスクを皆さんよく知っていらっしゃるので、
副作用による体への負担を懸念して
できるだけ自然でリスクの少ないものを選びたいと思う方も実際に多いのです。
そこで
アロマセラピーやメディカルハーブを導入していくわけですね。
「副作用による体への負担」を懸念するという意識が
私は素晴らしいと思っているんです。
なぜって、
一つに
鎮痛剤にしても便秘薬にしても、そのお薬の作用に体が慣れてしまうということ。
だんだんと一定量では効果が感じられなくなってしまうということです。
その為、摂取量が増えてしまいトラブルが起こる原因にもなっていますよね。
鎮痛剤や便秘薬を幾ら飲んでも、症状の改善は一時的なもので
お薬で治るものではないのです。「本当に辛い時のお薬」にすることで
体にとっても負担がなくなるのです。
私の息子のアトピー性皮膚炎の時もそうでした。
ステロイド剤の軟膏の使用で、最初は弱いものをつけていましたが
それではだんだんと効果がなくなっていき、
ドクターに行くと少し強めのを出しましょうか?とどんどんエスカレート。
当時何も知らない私は、ドクターの指示通りにお薬を変えていき、
気がつくと、血管が透けて見えるくらい肌が弱っていました。
リスクをきちんと説明してくれるドクターもたくさんいらっしゃって
他のアドバイスをくださる方もいると思うのですが、
この時の私は、受け身であったこと! これが最大の反省点となりました。
効能と副作用をきちんと理解すること、他の選択もあることを知ること!
これが本当に大切だったのだと思い知らされた出来事でした。
セカンドオピニオンを聞く!だけでなく、
セカンドセラピー(トリートメント)も知る!
選択があることを知って欲しいのです。
また、
食事からの見直しも大切です。
ほとんどの病気は、生活習慣、食生活習慣からきています。
幾らお薬を飲んでいても、生活習慣と食生活習慣を正さなければ、
病気を治したことにはならないからです。
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