美容にもお手当てにも使えるクリームベース作り♡

クリームベースを作りました〜!

クリームベースとは、
オイルと精製水を
エマルシファイイングワックス(乳化ワックス)で
混ぜ合わせたもので、

いわゆる
フェイスクリーム、ボディクリームやハンドクリームなどの
ベースとなるものです。

ここに、
精油を加えて、好みの香りで肌質にあったクリームに仕上げたり、
ヒアルロン酸やセラミドなど入れて美容クリームにしたり、
二酸化チタンや亜鉛を入れることで日焼け止めクリームが作れたりします。

また、
筋肉や関節の痛みを緩和するような精油を加えたり、
ターメリックや唐辛子のパウダーを少量加えて
痛み緩和用のクリームにしたり
呼吸器系を楽にしてくれる精油を加えることで、
ヴィックスベポラップのようなクリームも作ることもできるのですね。
まさにお手当としてのクリーム。

もちろん、
無香料でこのまま使って頂いても、お肌しっとり。
私は容器に入れる際、取りきれなかったクリームを
腕や首などに塗っちゃいます♡

お肌が弱い方は、
余計なものを入れずに使ってみると良いかもしれませんね。

エマルシファイイングワックスとは、
ヤシ油やパーム核油が原料の乳化剤です。
安定したクリームを簡単に作れるので、
とても使いやすいのが特徴です。

他にも天然由来のものでは、
ひまわり乳化ワックスやオリーブ乳化ワックスなどがあります。

また、

レシチン(大豆油を精製する際に出る副産物のペースト)や
パームオイルから取れる脂肪酸の一つ植物性ステアリン酸などもそうですが、
単独使用ではクリーム状にならないので、
乳化ワックスにブレンドしてあげることで、
更に安定したクリームに仕上げることができるのです。
少量をブレンドするのがコツ😉

食品やお化粧品など多くのものに乳化剤として使われているものに
ポリソルベート(ソルビタン脂肪酸エステル)と言われるものがあります。

糖アルコールであるソルビトール(ソルビット)を
化学合成(長鎖脂肪酸エステル反応)して作られる
ノニオン(非イオン)性界面活性剤です。

ポリソルベートは、20、60、65、80と
数値が表記されていますが、
数値が高くなるにつれて油に近い性質があり、
低いほど水に近い性質があります。

化粧品に配合される場合、

乳化と可溶化を目的とされていて、
スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ボディ&ハンドケア製品、
日焼け止め製品、シート&マスク製品、ボディ&ハンドソープ製品、
フレグランス製品など、様々な製品に使われています。

多くのものに含まれているんですね〜

食品では、米国では1960年初め、EUでは1995年、
日本でも2008年に食品添加物として認められています。

意外と、近年に認められたことに
ちょっと驚きますね!

ポリソルベートに関しては
一般的には安全性に問題はないと言われていますが、
賛否両論で否定的な声も聞かれます。

厚生労働省の報告書を読んでみると、
食品などありとあらゆるものに添加されていて、
その摂取量を考えたときに、
本当に問題はないのだろうか?
と懸念する部分は残りますね。

この辺の問題はなかなか難しいものです。

セラピストさんの中にも、
乳化剤を使うことを躊躇われる方もいますが、

精油も化学物質であるように、
天然由来のものを上手に選んで、
化学反応を起こしてナチュラルなクリームが仕上がった上、
お肌に合うのであれば
『上手に利用』する手はないな、
と思う次第です。

自分で作れば、
最小限の添加物で作れると言うのも
魅力の一つ。

私も基本的にはオイルとバターだけで作ったものを
使用していますが
時々、こうして多用途に使えるクリームベースで作って
臨機応変に使用しています。

やっぱり使い勝手がいいんですね〜

しかも
こちらも
本当に簡単に作れるんですよ〜

一緒に作って、その楽しさをシェアできたら嬉しい😆

作ってみたい〜と思う方、この指とーまれ(笑)







N.BIO Therapy🌿Mala Pua

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