Plant-based Food Diet Therapy ワンポイントレッスン9
こんにちは!みゆきです♡
さていよいよ陰陽のお話しに入っていきます。
私がお伝えするのは
マクロビ的観点からの陰陽の捉え方です。
漢方を学ばれている方は
陰陽をエネルギーの観点から見ていると
思うのですが
マクロビオティックはエネルギーと構造の点から
見ていることをご了承下さいね。
東洋では古くから
陰陽論と五行説とを組み合わせた
宇宙の生成、自然のめぐり、統治のあり方、
人体の仕組みなど、ありとあらゆる現象を
説明するのに用いられた理論、
「陰陽五行説」が重んじられています。
その考えをベースに
自然、食べ物、私達の体も
当然、陰と陽のエネルギーが働いていて
これらを上手くバランスを保つことで
健康な体を養うことができると考えれて
いるのです。
昨日お話しした
寒い地域では、身体を温める植物が育ち
暑い地域では体を冷やす植物が育つ
まさに
これが陰と陽のバランスです。
全てのものには
相対するものがあり
正反対の性質によって補われ
より完全なものになる
この原理をお料理にも活かすことで
体を整えていくことができるのです!
さて、
では「陰」と「陽」はどんな力なのでしょう?
陰・・・この宇宙に存在する膨張力
緩める力
中心から外へ向かう力(遠心力)
陽・・・この宇宙に存在する収縮力
引き締める力
外側から内へと向かう力(求心力)
例)男性ー女性、火ー水、活動ー休息、時間ー空間
どちらかが良い悪いはなく
必ず一つのものの中に組み合わさって
存在しています。
1、陰は陽を引き、陽は陰を引く
2、陰と陰、陽と陽は反発する
3、陰は陽に変わり、陽は陰に変わる
寒い冬に暖をとって体を温めようとしたり
暑い夏に体を冷やそうとする、
このような環境への適応は
我々が直感的に陰陽のバランスをとりながら
毎日を生きていることを
物語っているのです!
少し難しいお話しでしたが
ご理解頂けたでしょうか?
明日は実際に
食材と照らし合わせながら
陰陽を見ていきましょう。
今日も読んで下さりありがとう😊
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