Plant-based Food Diet Therapy ワンポイントレッスン64 人工甘味料について
こんにちは!みゆきです☀️
ロサンゼルスも
ロスなりに寒い日が続いています。
この気候に慣れると
それなりに寒いという😅
皆さんもどうかお体をご自愛下さいね-
さて
昨日、腸内環境のお話しを
させてもらいましたが
実はもっと
腸内環境を乱すものがあるのです。
私個人の意見としては
お肉よりもタチが悪いと思っているのが
人工甘味料です。
これが
腸内細菌叢に悪影響を及ぼすのですね。
ここで簡単に糖の代謝を説明すると
本来の自然の甘味は
体内でブドウ糖まで分解され
血液に入る事でインスリンが発動し
ブドウ糖を肝臓や筋肉に誘導させます。
そうすることで
血糖値が落ち着いてくる。
余分なブドウ糖は脂肪細胞に取り込まれ
脂肪に変換、蓄積されるのです。
一方で、
アスパルテーム、アセスルファムK、
スクラロースといった人工甘味料は
ブドウ糖は含まれていませんので
直接血糖値を上げることはないのですが
だからといって
糖尿病にならないかと言えば
そんなことはなく
ダイエットソーダを飲む人は
飲まない人に比べ発症する確率は
1.7倍、高いそうです。
原因は色々考えられていますが
ざっくり言うと
人工甘味料という名がついているだけあって
体は普段と違う糖に困惑するわけです。
どう処理したらいいのー?ってね😅
エネルギーの恒常性が崩れることで
脳はパニック🧠
エネルギーをもっと取れー
と過食気味になり太ってしまったり
また
この人工甘味料は少量でも
とてつもなく甘いので
これに慣れると??
更に甘いものへの欲求が高まることに!
更には
腸管は甘味を感じると、
腸から分泌されるインクレチンという
ホルモンがインスリン分泌を促進するので
腸からの糖の吸収が促進されたり
することが報告されています。
腸管での味覚刺激が
糖代謝に影響する可能性も
考えられているのですが
一方で
人工甘味料の多くは消化管で
消化・吸収されにくいともされ、
大腸まで届きやすく
腸内環境にマイナスの影響を
与える可能性も指摘されています。
とは言え
デメリットだけでもない事が最近の研究から
わかってきていることもあり
腸内細菌叢の研究が進められているところです。
では
今日はこの辺で!
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