Plant-based Food Diet Therapy ワンポイントレッスン94 ショック!腸の負担になってる食材がこれだった!
こんにちは!みゆきです😊
今日はこの冬一番の寒さの
ロサンゼルスです。
さて
昨日、小麦粉の話題が出たので
ついでに小麦とグルテンのお話しをしますね。
一時、グルテンフリーが大流行しましたが
日本では今どうですか?
最近のアメリカは、流行りではなく
小麦やグルテンに何らかの反応がある方や
何かトラブルがあるような、本当に必要な方が
買い求めるようになってきています。
実はうちのレストランのお隣さんが
グルテンフリーベーカリーさんなのですが
流行してた時は、
猫も杓子もという感じ😅
その余波はうちにもきて
ライスにはグルテンが入っているか?など
よく聞かれたものです。
グルテンとは、
小麦や大麦、ライ麦、オーツ麦などに
含まれるタンパク質の事。
あのモチモチした食感がそれです。
そのグルテンを加工したものが
「お麩」ですし
マクロビでお肉の代わりに使う「セイタン」も
このグルテンで作ります。
お麩なんて、
日本では昔から食べられてきた
タンパク質の供給源!
なのに何故?と思いませんか?
グルテンの問題以前に
小麦粉製品が大腸機能を弱めると
言われているのはご存知ですか?
それはまず、
小麦が精製される過程で胚芽部分が取り除かれ
食物繊維の多くが失われてしまうことです。
これにより大腸を刺激する物資がなくなるので
大腸の運動が鈍くなって、便が作られても
大腸内にとどまってしまい、
腸内環境が悪化する原因になるのです。
これは白米でも言える事ですよね。
そして問題の小麦に含まれるグルテン。
このグルテンには
オピオイドペプチドという成分が入っていて
これが問題視されているのです。
本来グルテンは腸で分解され、
モルフィン(又はオピオイドペプチド)という
物資に変化します。
この一部が小腸から体内の血液に入ると
麻酔薬のモルヒネのような作用をもたらします。
勿論、注射で打つモルヒネのような
中毒性まではないですが、鎮痛効果があり、
それにより腸の感覚を鈍くしたり
便の腸管通過時間を遅らせたりするのです。
食物繊維が足りない上に
更に腸の感覚が鈍くなる!!😱
それは腸にとっては大ピンチです。
又、このオピオイドペプチドは
脳の神経系にも影響を及ぼすので
注意が必要なのです。
こういったものが直接身体に
ダメージを与える病気が
・免疫疾患の一つであるセリアック病
(グルテンが体内に入ると小腸が炎症を起こし
栄養素が吸収できなくなったり精神障害が
起きたりする病気)
・グルテンアレルギー
(グルテンがうまく代謝できず、アレルギー症状や
吐き気、貧血、下痢、慢性的に体調が優れない
症状)
・グルテン不耐症
(アレルギーほど酷くないけれど、ストレスや風邪で腸が弱っている時に、小麦加工食品を取ることで、腹部膨満感や下痢の症状が起きる)
です。
ですが、
自閉症や統合失調症といった人への
影響もある場合があるので要注意なのです。
腸と脳は密接に関係している!
こういった事からもわかりますね。
今日は小麦粉のデメリットを
お伝えしましたが、
私はグルテンフリーを
推奨しているわけではありません。
その理由は明日お話ししますが、
ただ、
上記に書いた病気以外でも
便秘は勿論ですが、
胃腸が弱い、下痢をしやすい、年中体調が悪い
腹部膨満感が常にある、そんなに甘いものを食べていないのに気分にムラがある、、etc.
こういった症状がある人は、
一時的に小麦粉類を抜くことで
腸を整えることにつながるので
お心あたりがある方は、2週間ほど断グルテン
生活、つまり小麦粉を取らない生活をしてみるのも、良いのです!
今日も読んで下さりありがとう!
みゆ
♥️
車麩のカツも美味ですよ〜☺️
りんご味噌ソースで頂くと絶品です💕
近いうち又レシピをお届けしますねっ
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