Plant-based Food Diet Therapy ワンポイントレッスン156 マクロビの野菜の切り方とアク
こんにちは!みゆきです。
皆様いかがお過ごしですか?
かなり前に
低気圧と頭痛のお話しをしたのを
覚えていますか?
日本がそろそろ梅雨シーズン。
備えあれば憂いなしで、
気圧の変化による体調不良予防を知っていると
少し楽に乗り切れると思うのです。
こちら、過去の記事を載せておきますので、
なんだったっけ?と思った方や
途中から読まれている方は
是非読んでみて下さいね!
ドイツでは、
気象と病気が極めて関係が深いものと
考えられているそうで、昔から、研究が盛んに
行われてきたそうです。
ドイツのTVや新聞では、気象の変化に伴う
「病気予報」をやっているとか。
日本でも熱中症予報はありますけれど、
それだけ自然の影響を受けている私達なのですね。
植物は、特に外界の影響をもろに受けます。
気象だけではありません。害虫や紫外線や
日々大変です。
それだけ、とてもとても逞しい。
その栄養素、エネルギーを
最大限受け取るためにも必要なのが
ホールフード:丸ごと頂く
身土不二:その土地で育つ旬のものを頂く
なのです。
もう耳タコのようにお伝えしていますが
今日は更にそれを最大限活かす為に
お野菜を切る時にも、是非意識を
向けて欲しい!
切り方一つで
陰陽のバランスを最大限活かす事が
できるからです。
例えば、まあるいお野菜
玉ねぎを例に取ると
まあるい玉ねぎの
外側は陰性で、中心が陽性なので
玉ねぎを半分に切って
外側から中心に向かってきる
要するに「くし切り」と言われるものですが
その切り方が一番陰陽のバランスが取れた状態に
なります。
椎茸などもへたを取り(へたも食べますよ)
中心から放射状に切る
まあるいケーキを等分に分けるような
切り方をするのです。
長い牛蒡や人参は、
下に伸びる先端の方が陽性で、
上が陰性よりなので
斜めに切っていく感じです。
斜めに回し切りでもいいですよー
私はそこから千切りにしたり、
微塵切りにしていったりしています。
お料理に合わせて
色々な切り方がありますが
特に差し障りがないので有れば
是非、お野菜一つ一つの陰陽を考えながら
カットしていくのも面白いです。
また、基本的にアクを取らないというのが
マクロビです。
アクとは基本的に
「にが味」「えぐ味」「しぶ味」などの総称で
植物にとっては、生き抜く為の大事な成分。
それを捨ててしまっては
本当に勿体無いのです。
それらの成分とは
タンニンやサポニン、カテキン、クロロゲン酸
などで
渋み・えぐみ成分であるタンニンなどの
ポリフェノール類は、
抗酸化作用に優れていますし
えぐみ成分であるクロロゲン酸は
中性脂肪を抑える力
苦味成分サポニンは免疫力を上げる力
苦味・渋みのカテキンも
抗酸化作用が期待できる!
という素晴らしい成分達なのです。
苦いから、渋いからといって
無闇に捨てずひと工夫。
牛蒡などは、よく炒める事で
アクと言われる成分が旨味に変わってくれますし、
苦味のある春野菜などは天ぷらなどにして
油と一緒に取ると、とても美味しいですよね。
私は、もう長年アク抜きという作業を
していませんが、問題全くなしです。
逆に成分を丸ごと取っているからこそ
元気!とも言えるかもしれません😉
全てに意味があって必然。
まあるく整うようになっている自然の摂理。
軽い実験のつもりで
取り入れてみてもらえたら嬉しいです。
実際はどうなの?
変化があるの?味の違いは?
こんな風にお料理で試してみると
楽しいと思いますし
小さな変化にも気づきやすくなると思います。
今日もありがとうございます!
みゆ♥️
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