リモートワーク疲れの首のコリや頭痛のケア
こんにちは。
「植物の予防とお手当て」Mala Pua みゆきです。
ロサンゼルスからお届けしています。
最近、リモートワークやスマホの使いすぎで、眼精疲労や肩こり、背中の痛み、
頭痛などを感じていらっしゃる方も多いと思います。
今日はこちらにフォーカスをあててお話ししてみようかなと思います。
長い時間コンピューターやスマホをいじっていると、
知らず知らずのうちに頭が固定されてしまい、
僧帽筋、後頭部の筋肉(大小後頭直筋、上下頭斜筋)板状筋といった
多くの筋肉が緊張状態になってしまうのですね。
その為、血流が悪くなり痛みや頭痛へとつながります。
首(耳の後ろ)辺りにある首と背中を繋ぐV字型の筋肉「板状筋」(頸板状筋・頭板状筋)
が緊張すると、頭の後ろにある大・小後頭神経、それから大後頭神経は目の周りの
感覚を支配する三叉神経とリンクしている為、目の使い過ぎだけでなく、肩や背中の方からも眼精疲労にもつながっていくのですね。
また、
頭板状筋は頭蓋骨から頸椎についていて、大後頭神経、後頭部から頭上部に伸びる
神経の出口付近を通っている筋肉なので、この筋肉が緊張することで
頭頂部の頭痛の原因にもつながります。
傷みを発する点をトリガーポイントと呼びますが、
このトリガーポイントにアロマのブレンドオイルを塗り、
ゆっくりマッサージしてあげることで、驚くほど緩和していきます。
痛みが発症するというのは血流が滞っているので、
血流を良くしてあげるような精油を選んだり、痛みを緩和するような精油、
精神的な気持ちの昂りを抑えてあげるような香りもいいですね。
よく使われるのがラベンダーやペパーミント。
ラベンダーは緊張や精神面からくる頭痛を緩和してくれます。
私もこのところ、ずーっとコンピューターとスマホを使っているので、
目の周り、肩、背中周りが怠くて仕方なかったので、血流をよくしようと、
今朝ローズマリーの精油をブレンドしたオイルを後頭部のトリガーポイントに
塗ってマッサージしたところ、怠くて重い感じがなくなりすっきりとしました。
ローズマリーはハーブもそうですがすっきりした香りで神経や筋肉にも働きかけてくれますし、血流をよくするため頭がすっきりして記憶力や集中したい時にも役立ちます。
鬱滞を感じるような怠い朝には、ローズマリーは元気も一緒に養ってくれるのでお勧めの精油です。
ただ、ローズマリーを使用する際は刺激も強いですし、使用しない方がいい場合もあるので注意が必要な精油なんですね。
こちらを使う際はアロマセラピストのご指導のもとにご使用することをお勧めします。
また、
人気のペパーミントもケトン類と言って神経系を刺激のある精油です。
6歳以下のお子様には使えない精油ですし、注意事項もありますのでお気をつけて
ご使用してくださいね。
頭痛と言っても原因は様々。
精神的からきている頭痛だったり疲労もありますし、ホルモンバランスの乱れもあります。コーヒーなどカフェイン飲料を急にやめた時にも頭痛が起こったりもします。
原因とどこがどのように痛むのかで、選ぶ精油も変わってきますので、
まず、自分の体と向き合ってみてくださいね。
トリガーポイントについては、色々と本も出ているので、
アロマセラピーと組み合わせてみるのもお勧めですし、Rolfing(筋膜への施術)などもいいと思います!
また、眼精疲労には脳天にある百会のツボをグリグリ刺激してあげると、目の周りがすっきりするので、ヨガのチャイルドポーズから脳天を床につけてグリグリ。これが本当に気持ちが良いです!
今日はリモートワーク時間が長かったと思った時に、早めに予防。
痛くなる前、ちょっと疲れた重いなと感じた時にこそ取り入れて欲しいアロマセラピーです。
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